
ポラーノガーデンです。
今回は、30年以上育てられてきたビワが枯れてしまったため、伐根のご依頼をいただきました。すでに地上部は伐採され、切り株だけが残っている状態でした。
切り株をそのまま残しておくデメリットの一つとして、腐朽が進むことでシロアリや木材を利用する害虫が集まりやすくなる可能性があります。今回のご依頼者様も、シロアリの発生を心配されていました。
また、切り株には木材腐朽菌が発生しやすくなります。必ずしも周囲の健全木へ広がるわけではありませんが、近くに同じ病原菌の影響を受けやすい樹木がある場合には注意が必要です。
さらに、切り株が残っていると新たな植栽がしづらくなったり、根が腐朽していく過程で根の体積分だけ地盤が沈むこともあります。
一方で、森林や自然再生の現場では、あえて伐根を行わないという選択をすることもあります。
・土壌流亡を防ぐ
・菌類や昆虫のすみかになる
・腐朽が進むことで有機物が土壌へ還元される
・野生生物の生息場所になる
このように、枯れた木は必ず伐根しなければならないというわけではなく、周囲の環境や今後の土地利用を考慮して判断することが大切です。
今回は住宅街という立地で、建物への二次的な影響も考えられたこと、さらにご依頼者様が新たに植栽を計画されていたことから、伐根を行うことになりました。
掘ってみるまで根の張り方は分かりませんが、できる限り広い範囲を掘り、取り除ける根は丁寧に撤去していきます。この大きさでも作業には約2時間かかりましたが、無事に伐根を終えることができました。
ちなみに、こちらのお宅では雨が降った後に水はけが少し悪くなるとのことで、来月は追加で土壌改良も行う予定です。
ポラーノガーデンでは、樹木の管理だけでなく、土壌改良のご相談・施工も承っております。お庭のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。


